映画「精神」
2009年 07月 28日
【本日の取引】
なし。
【本日の菓子パン】
なし。
映画「精神」(監督;想田和弘)を観に行く。岡山にある小さな外来の精神科診療所を舞台にしたドキュメンタリー。古い家屋を基にした診療所のたたずまいはどこか懐かしく、居心地よさそう。ヘルパーやSW,スタッフの仕事ぶりを丁寧に描いてあり興味深かった。反面、代表者の医師についてはあまり触れられていない。医師の父性原理で持っているような診療所なのに。そこはタブーなのか?撮影許可をもらう関係で遠慮があったとか?ドーナツのように真ん中がぽっかりあいている、そんな印象を受けた。もう一つ、ドキュメンタリーは主観の産物だと思う。素材の切り取り方や編集に、どうしたって作り手の思いがにじみ出るものだから。この作品でも共産党のポスターのアップなど、そこかしこに作り手の意図を感じた。思想の内容云々ではなくドキュメンタリーの撮り方としてはありだと思う。ならば「観察映画」などと逃げをうつようなサブタイトルをつけなくてもいいのに。次回作は平田オリザと青年団のドキュメンタリーということなのでこちらを楽しみに待つ。
なし。
【本日の菓子パン】
なし。
映画「精神」(監督;想田和弘)を観に行く。岡山にある小さな外来の精神科診療所を舞台にしたドキュメンタリー。古い家屋を基にした診療所のたたずまいはどこか懐かしく、居心地よさそう。ヘルパーやSW,スタッフの仕事ぶりを丁寧に描いてあり興味深かった。反面、代表者の医師についてはあまり触れられていない。医師の父性原理で持っているような診療所なのに。そこはタブーなのか?撮影許可をもらう関係で遠慮があったとか?ドーナツのように真ん中がぽっかりあいている、そんな印象を受けた。もう一つ、ドキュメンタリーは主観の産物だと思う。素材の切り取り方や編集に、どうしたって作り手の思いがにじみ出るものだから。この作品でも共産党のポスターのアップなど、そこかしこに作り手の意図を感じた。思想の内容云々ではなくドキュメンタリーの撮り方としてはありだと思う。ならば「観察映画」などと逃げをうつようなサブタイトルをつけなくてもいいのに。次回作は平田オリザと青年団のドキュメンタリーということなのでこちらを楽しみに待つ。
by zarusoba7
| 2009-07-28 21:07
| 株日記
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